yowkowshiの部屋

わいわい楽しく、ちょっと気になるブログです。世の中は、せわしなく動いていますが、たまにはゆっくりと行きましょうか!

ストレスを味方につける考え方はこれだ!

みなさんは日常生活でストレスを感じる事が
多々あるでしょう。
現代社会は『ストレス社会』なんて呼ばれていて、
ストレスが原因で心の病にかかってしまう事が
社会問題となっており、
最悪の場合では死に至ってしまうことも。
そういった背景から最近は、
「ストレスは悪い物、我慢しなくていい」
「ストレスの原因に向き合うのは危険、
 逃げるのは恥じゃない」
といった意見が多い様に感じます。
私はこれに半分賛成、半分反対と考えています。
行き過ぎたストレス、生死や人並みの生活が
脅かされるストレスに対しては向き合うことを
止めて退避するのは有効な方法だと思います。
ただ、すべてのストレスに対してそうしていては
生活をしていくのはままならないでしょう。
そもそもストレスは敵なのでしょうか?

ストレスはなぜ起きるの?

ストレスは、
ストレッサーと呼ばれる”刺激”を受けた者が”反応”する事で
ストレスとして生まれます。
つまり生活していく上で日々受ける情報(刺激)を、
あなたがどう感じるか(反応)するかでそれがストレスに
なるかならないかが決まるという事です。
例えば、朝食にニンジンが出たとします。
あなたがニンジンを食べる事が別に嫌でなければ、
それは「朝食にニンジンを食べた」というただの刺激になります。
しかし、ニンジンが嫌いだった場合、
「嫌いなニンジンを出された/食べされられた」
というストレスに変わります。
刺激の受ける側が、
自分の経験、思考、状況といったフィルターを通して
ストレスに変換しているのです。

ストレスは捉え方次第。いい刺激にすれば無敵!

前記のストレスの起き方を読むと、
「どんな嫌な事があっても何も考えず、
 感じない様にすれば良いのか」
と思うかもしれませんが、
ロボットならまだしも我々人間にはとても難しいです。
しかし、刺激やストレスに対する捉え方、考え方を変えれば
ストレスを減らし、成長に繋がるいい刺激となります。
そもそもストレスとはあなたにとって「苦手」であり「弱い」
所が刺激されて発生するもの。
そのストレスを乗り越える事が成長に繋がるのです。

物事の捉え方や考え方を変える手法として
『リフレーミング』というものがあります。
一方向だけの視点で考えるのではなく、
視点を多く持ち、視野を広げて柔軟な思考を持つ事を
目的としています。
有名な例を示すと、
コップにジュースが半分入っているとして、
 A:ジュースが半分も入っている
 B:ジュースが半分しか入っていない
といった2択の捉え方があるとします。
この例えを出すと、「Aが良く、Bの捉え方は良くない」
と考える人が多いですが、
AとBのどちらが良い悪いという事は無いのです。
フレーミングを用いてAとBそれぞれをポジティブ面
で表現すると、
 A:前向きな思考で悲観しない
 B:危機意識が強く、慎重
となります。ネガティブ面で表現すると裏返しで、
 A:楽天家で危機意識が低い
 B:後ろ向きな思考で楽観出来ない
となります。
このようにリフレーミングでは視点を変える
事で良し悪し両方を捉える事が出来ます。
これは自己PRなどにもよく利用される手法で、
自分の欠点を長所に変えてアピールしたりします。
自分にとって嫌な事、人、状況があっても、
フレーミングを用いてポジティブ面を
見出す事が出来ればストレスを低減し、
いい刺激へと変換する事が出来ます。

理不尽な人や出来事に出会ってしまったら
どうしても許せない、納得できない理不尽な
ことありますよね。
フレーミングだけでは気持ちの整理が出来ず、
ストレスになってしまう、
私もそういった出来事は多々あります。
相手のミスなのに非を認めなかったり、
他人のミスを押し付けられたり、
一方的にクレームをつけられたり等、
色々とあります。
そんな時に私が独自にやっている思考方法があります。
それは『仏(ほとけ)モード』です。
簡単に言うと、超上から目線で捉える事を言います。
例えば上司Cさんから
「今日中にやらなきゃいけない案件があった。
 とりあえずすぐにやっておいて」
と一方的に仕事を押し付けられます。
しかもそれは明らかに上司Cさんが忘れていた
為に納期が短くなってしまった案件です。
仕事なのでやらなければならないのですが、
あまりに一方的で謝罪や労いもない頼み方に
ストレスが溜まってしまいそうな状況です。
こういった場面で『仏(ほとけ)モード』を用いて
考えると、
「ああ、この人はこんな頼み方しか出来ない
 可哀そうな人なんだな。
 私だったらこんなことしないのに。
 頼み方が下手なんだな。
 だったらしょうがないか。」
といった様に相手を圧倒的に下に見て
”許す”のです。
相手を下に見るという考え方はあまり褒められた
ものではないかもしれませんが、
どんな形であれ”許す”事でストレスを減らす
事が出来ます。
許せないという思いが残ると、
相手への苛立ちを抱えながら過ごさなければ
ならなくなり、ストレスの原因となります。
物事をなにか解決する手法ではありませんが、
まずは理不尽を許して前に進むやり方として
参考にしてください。

おわりに
冒頭でも書いた様に、
過大なストレスに耐えるような生活を続ける事は
賛成しません。
時には逃げたり、専門家へ相談するべきと思います。
ただ、ストレスに対しての捉え方を見直す事で、
ストレスを味方につけて、
あなたが成長するための伸びしろに出来るという
事を知っていて欲しいです。